I.D.F.

Independent Disciple fellowship

初歩の教え2⃣死んだ行いからの回心

@へブル6:1【新改訳2017】
6:1 ですから私たちは、キリストについての初歩の教えを後にして、成熟を目指して進もうではありませんか。死んだ行いからの回心、神に対する信仰、
6:2 きよめの洗いについての教えと手を置く儀式、死者の復活と永遠のさばきなど、基礎的なことをもう一度やり直したりしないようにしましょう。

 

1⃣キリストについての教え

2⃣死んだ行いからの回心

3⃣信仰

4⃣清めの洗い

5⃣手を置く儀式

6⃣死者の復活

7⃣永遠の裁き

 

2⃣死んだ行いからの回心

聖書の「死」は、肉体において死亡すること、を意味するだけではない。

聖書の「死」は「機能停止」また「機能不全」という意味を含み、「成長しない」また「実をつけない」ということを示唆する。

 

@Ⅱコリント7:10-11【新改訳2017】
7:10 神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。
7:11 見なさい。神のみこころに添って悲しむこと、そのことが、あなたがたに、どれほどの熱心をもたらしたことでしょう。そればかりか、どれほどの弁明、憤り、恐れ、慕う思い、熱意、処罰をもたらしたことでしょう。あの問題について、あなたがたは、自分たちがすべての点で潔白であることを証明しました。

 

「後悔のない、救いに至る悔い改め」?

日本語としていかがなものか。

 

 

「悔い改め」ではなく「思い改め」

日本語の「悔い改め」は、「自分の言動や在り方を省みて、悔いて、改善する」といった印象を持つが、自分では改められない。

「思い改め」が適当。

 

「思い改め」 ギ)メタノイア ⇒ 方向転換。視座の転換(思考や価値基準が変わり、生き方の方向が変わる)

 

@マタイ伝【新改訳2017】
4:17 この時からイエスは宣教を開始し、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」と言われた。

 

⇒「思い改めなさい。神の王国が来たから」

自己中心の生き方から、神中心の生き方への、方向転換。

 

 

日本語の「悔い改め」の言葉には、「後悔」の意味が含まれる。

 

「後悔」 ギ)メタメロマイ ⇒ 自責の念(思考や価値観は変わらず、生き方の方向は変わらない)

 

@マタイ伝27:3【新改訳2017】
27:3 そのころ、イエスを売ったユダはイエスが死刑に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を祭司長たちと長老たちに返して、言った。

 

 

神のみこころに添った悲しみ

@マタイ伝【新改訳2017】
5:4 悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。

 

ヤコブ4:8-10【新改訳2017】
4:8 神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪人たち、手をきよめなさい。二心の者たち、心を清めなさい。
4:9 嘆きなさい。悲しみなさい。泣きなさい。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。
4:10 主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高く上げてくださいます。

 

 

@ローマ12:2【新改訳2017】
この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。

 

心を新たにすること ⇒ 思い(思考)の刷新 = 御言葉を基準とした思考

 

 

「思い改め」

 

ヘブル10:12ー14【新改訳2017】
10:12 キリストは、罪のために一つのいけにえを献げた後、永遠に神の右の座に着き、
10:13 あとは、敵がご自分の足台とされるのを待っておられます。
10:14 なぜなら、キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって永遠に完成されたからです。

 

 

「悔い改め」

罪を犯したことを認めます、私をキリストの血潮で赦してください、私の心を変えて、私が罪を犯さないようにしてください。

 

「思い改め」

罪を犯したことを認めます、私はキリストの血潮で赦されています、私の思考を変えて、私の内にキリストが生きてください。

 

 

参照

霊の実① - I.D.F.